タマシイの悪魔シリーズの考察

タマシイの悪魔シリーズのリダスキ、スキル、デッキ例の考察を紹介します。


赤…あつきヘド
青…ふてきなストルナム
緑…せんれつのコスタ
…たかみのバーテブラ
紫…きはくのペルヴィス

目覚めし力シリーズ、大神官シリーズに次ぐぷよフェスのシリーズ化。

リダスキ★★★★★

自属性のみで攻撃した場合には攻撃が4.2倍になる。他の色で攻撃すると(ぷよを直接消した時だけでなくプリズムボールを巻き込んだ場合なども)3倍。
自属性のスキル発動数が4減る。

攻撃を4倍以上にできる多くのフェスカードは、最大倍率を出すためには特定の条件を満たす必要がある。
例えばレガムントの3連鎖、はりきるドラコの◯個同時消し、ローザッテの通常攻撃のみ2連続攻撃、などである。 

本シリーズがこれらのフェスと違うのは、必ずしもぷよ消しを伴わなくとも条件を満たせる点にある。

つまりロックなハーピー系やマジカル猫ガールズシリーズなどの、ぷよ消しを伴わない単色攻撃スキルであれば(例えデッキに副属性持ちのカードが入っていても)攻撃が4.2倍となる。
これらのスキルを使う場合には副属性持ちのカードを入れても問題ない。



ロックなハーピーなどのスキルに3.5倍を超える攻撃倍率のリダスキを載せられるカードは、本シリーズ以前では戦乙女アルル(4.5倍)のみであった。
本シリーズの登場によりギルイベ後半の通常階デッキの幅が広がったといえる。

一方で分離消しを狙う場合、全盾ボスなどで有効な魔界シリーズの全属性攻撃化によって、他のカードが副属性でも攻撃してしまうため扱いづらい。
また条件を満たした場合でも、聖獣拳士シリーズなど本カードを上回る強力リダスキを持つカードもある。


スキル★★★★★

漁師シリーズと雅楽師シリーズの良いとこ取りのようなスキル。
雅楽師シリーズよりチャンスぷよ生成数が1つ少ないが、2つでも十分な数である。

スキル加速系スキルでは最強。
その分、スキルレベルをあげることが他のフェスカード以上に重要である。

現在の環境は本スキルにとってやや逆風である。
まずは加速スキルの需要低下という問題がある。
現在ギルイベの全盾用デッキの主流は、耐久を上げて加速スキルを使わずにエンハンススキルを増やすデッキにシフトしつつある。


ネクスト変換系を抜いた全盾スキルデッキの例
ネクスト変換系を抜いた全盾殴りデッキの例
 
このようなデッキの利点はエンハンスをより多く積めることにある。
多くのエンハンスを積めるということはボスを倒す時間の短縮に直結するため、特に上位ギルドでこのようなデッキが好まれている。

また、副属性持ち加速スキルの需要が増加していることも本シリーズには逆風である。

たとえば逆転スライド殴りと呼ばれるようなデッキには、加速スキルとしては漁師などに劣る乙姫セリリが採用されることが多い。
これは青緑という属性がくろいシグのリダスキを強化する上で、必要なピースだったためである。


逆転全盾スライドデッキの例

副属性を持たない本シリーズにはこの代わりを務めることはできない。

このような副属性持ちのカードが有利になる傾向は、くろいシグやあかいアミティの☆7登場により、まだしばらく続きそうである。
とはいえフェスの中でも強い方であることには違いないため、手に入れた場合には活躍してくれるだろう。
特にスライドデッキでは重要なカードの1つ。

 コメント

強力なネクスト変換系スキルを持ちながら、なおかつリダスキの汎用性もあるカードです。
ギルド内に高スキルレベルで所持しているメンバーがいる場合には恩恵を受けられます。

一方ネクスト変換というスキルのわかりやすさとは裏腹に、ぷよクエ全体で見てもピーキーな性能です。
条件を満たさない場合には倍率は他のフェスと同程度かやや劣ってしまいます。

また勘違いされがちですが、本カードリーダー時に副属性持ちのカードを入れられないわけではありません。
攻撃する方法が単色のみでさえあればリダスキはちゃんと発動してくれます。


使う状況をデッキの組み方含めてよく吟味し、それがサポートで借りれば済むのではないか、また漁師シリーズなどでは務まらないのかなどを熟考した上で引くべきでしょう。



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