【強い?】蒸気都市の初代シリーズ(蒸気初代)の考察【ぷよクエ】(2019/10/17更新)

こんにちは。

2019年3月26日登場の、

「蒸気都市のルルー」「蒸気都市のアルル」「蒸気都市のドラコ」「蒸気都市のウィッチ」「蒸気都市のシェゾ」について紹介します。

蒸気都市のアルル

2019年10月25日追記
もう1つの蒸気シリーズについても考察しました!
>蒸気都市の魔導学校シリーズは強い?徹底考察【ぷよクエ】







こちらも参考にどうぞ







統一のシリーズ名が公式サイトにないため、仮に「蒸気都市の初代シリーズ」としています。
ここでは「蒸気初代」と略します。

蒸気初代シリーズはカード枠の形が特別なものになっています。
のちに実装された蒸気都市の魔導学校シリーズも同じですね。

ボイスも登場と同時に追加されました。


蒸気都市のシェゾ(☆7)

リダスキ(☆7)★★★★★


だいぶゴチャゴチャしていますね^^;

簡単にまとめると、


  • 自分と同じ色のカードの攻撃を4.5倍、体力を3.5倍にする
  • ネクストぷよの自属性ぷよが増えるほどさらにダメージ軽減
  • 8個以上の同時にぷよを消すと、4つのネクストぷよが自分の色のぷよに変わる
というものです。

倍率だけでもフェスの☆7に匹敵する強力な効果ですが、
本シリーズはさらにダメージを軽減し、そのために必要なネクストぷよも作ります。

どちらの付属効果も非常に強力ですね。

基本倍率が高い


攻撃を4.5倍、体力を3.5倍というのはそれだけで☆7のフェスカードと同じレベルです。

例えば戦乙女アルルのリダスキは自属性の攻撃を4.5倍、体力を3.2倍というものであり、蒸気初代の方が髙いです。

特殊効果①ダメージ軽減について


ネクストぷよに自属性が増えるごとに3%軽減されます。
そのためネクストぷよ内の自属性ぷよの数が1個で元の97%、2個で元の94%…というように少しずつダメージが軽減されます。

実質体力倍率がとても高い


最大で8個すべてのネクストぷよが自属性になります。
その場合、ダメージ量は元の76%となります。

これに3.5倍という、基本倍率を考慮すると、体力倍率を約4.61倍にするのと同じことになります。

4.6…4.6倍?(やばい)


体力の最大倍率4.6は、マジカルウォールシリーズの3連鎖時:4.4倍
を超え、ぷよクエで最大です。

(次点で、乙姫セリリ、ロックなハーピー、大勇者ラグナス、ごほうびスキル取得時のかわったエコロの4倍などが続きます。)


ちなみにこの時回復倍率も実質約1.31倍になります。
こちらはおまけ程度ですね。


ネクストぷよを変換するスキルと相性〇


ネクストぷよを自分の色に変換できるスキルを使えば容易に最高倍率をキープできます。

▼ネクスト変換スキルの例
  • 雅楽師シリーズ
  • 妖怪シリーズ
  • 漁師シリーズ
  • タマシイの悪魔シリーズ
  • きらめくルルー・めぐりあいのアリィ
    など


実質的な体力倍率表


ネクストぷよに含まれる自分と同じ色の数と実質的な体力倍率、回復倍率についてまとめました。

注意が必要なのは、「実質」の体力・回復の倍率はあくまでダメージを受けるときにのみ適用されるという点です。
そのため猫ガールズや闇天使のスキルといった、体力の値や回復の値使って攻撃するスキルには適用されない点です。

参考:3連鎖した時のマジカルウォールは実質、体力4.4倍、回復2倍です。


ネクストぷよ内の自色の数ダメージ軽減倍率実質の体力倍率実質の回復倍率
00%3.51
13%3.6081.031
26%3.7231.064
39%3.8461.099
412%3.9771.136
515%4.1181.176
618%4.2681.220
721%4.4301.266
824%4.6051.316



特殊効果②ネクストぷよ変換について

8個以上の同時消しをすると、次のネクストぷよが4つ自分と同じ色になります。


ネクストぷよには♡Boxが含まれません。
そのため自分と同じ色のぷよがネクストぷよに存在する割合は20%、つまり約1.6個です。

これ毎ターン4個増えるのです。ビックリです。

ネクストぷよを最初のターン全て自分と同じ色にするリダスキ(目覚めし力シリーズ、ひめりんご、たゆたうルファス、安室透など)を持つカードですら、最初のターンのみ約6.4個増やしているにすぎないのに…

リーダーとサポート両方でこのカードを使うと、8個以上同時消しをしている間、
なんと「永遠に」ネクストぷよが全部自分と同じ色になります。
ビックリです。

そうでなくとも、片方を蒸気初代にするだけでも強力です。
自分と同じ色のカードのスキルを非常に早く溜めることができます。


スキル(☆7)

ノーマルスキル★★★★★

〇条件
  • 40個消しで発動
  • 自属性のみ対象
  • 自属性を含む攻撃で発動
〇効果
  • 3ターン4倍
蒸気都市のアルルのスキルを活かすカードとしてバルティが紹介されている。

上の画像は公式サイトで蒸気都市のアルルを活かすために掲載されていた画像です。


蒸気初代のスキルは、一般に「条件付きエンハンス」と呼ばれるものです。

いわゆる「エンハンス(くろいシグ系・すずらん+@シリーズ・蒸気都市の魔導シリーズetc...)」と重複させることができます。

同じ条件付きエンハンスのポップなアミティ、シズナギ、リャタフー、ローザッテ、P4主人公・竜神の龍人の演舞エイシュウとは重複しません。

そこでこれら条件付きエンハンスと比較したものがこちらです。

カード倍率条件対象その他
ポップなアミティ4.0大連鎖チャンス全消し味方全体
シズナギ4.03連鎖以上味方全体2ターン継続
リャタフー4.54色以上の同時攻撃味方全体
ローザッテ4.03色以上の同時攻撃味方全体
(P4主人公)3.03色以上の同時攻撃味方全体2ターン継続
蒸気都市の初代(ノーマル)4.0自属性を含む攻撃自属性3ターン継続
蒸気都市の初代(フルパワー)5.0自属性を含む攻撃自属性3ターン継続・発動数55

記載のないものは発動数40です。

ここから本シリーズのノーマルスキルは他の条件付きエンハンスと比べて以下のような特徴があると言えます。
  1. 倍率は(リャタフーとP4主人公以外)同じ
  2. 発動条件が緩い
  3. 対象が自属性のみ
  4. ターン継続数が長い

この中で特に重要なのは2ですね。

既存の条件付きエンハンスカードと異なり、
ひめりんごランプのジャァーンロックなハーピー、大勇者ラグナス、闇の天使シリーズ、などのスキルに乗ります。(攻撃と回復が逆転している特殊な条件下ではどれにも乗りません。)

このカードの登場によって、ギルイベのスキル砲の威力が上がりました。

4のターン増加については残念ながら現段階では活かしきれません。
一緒に組み合わせるマジカルウォールや聖獣拳士シリーズ、剣士シグのターン数が足りていないためです。


かざみどりのザラ、棒術のラフィーナの青バージョンのような、これらに代わる強力なカードが実装されることがあれば100%活かせる日が来るかもしれません。


フルパワースキル★★★★★

〇条件
  • 55個消しで発動
  • 自属性のみ対象
  • 自属性を含む攻撃で発動
〇効果
  • 3ターン5倍

フルパワースキルは使いにくい

フルパワースキルは正直なところ使いどころが難しいです。
強力なカードの多くは45個以内の発動数のため、55個の必要ぷよ消し数はなかなか溜まりません。

新しいスキル発動方式

発動方法についてですが、ノーマルスキルが使えるようになった後もぷよを消し続けると演出が変わり、発動したときの効果と演出がフルパワースキルのものに差し替えられます。

基本はノーマルを、もし光っちゃったらフルパワーで遠慮なく、というのが基本的な使い方ですね。


2019年10月17日現在、実装当初は乏しかったターン継続できるカードがいくつか追加されています。
レガムント、乙姫セリリ、かざみどりのザラ、棒術のラフィーナといった強力なフェスカードたちです。

これらを採用することで、2ターンまでであれば最大限活用できます。


ただ、マジカルウォールシリーズのスキルが2ターンのため、ここに何かテコ入れが入らない限り、3ターンを活かすことは難しいです。


もちろん、1ターン勝負の場合であっても、もし光っちゃったら更に強いスキルとして使えます。

☆6の考察


蒸気都市のウィッチ(☆6)

リダスキ(☆6)★★★★★

☆7の時と同じく軽減を考慮した実質の体力と回復の倍率をまとめたものが以下になります。
マジカルウォールシリーズの☆6は体力4倍、回復2倍です。


ネクストぷよ内の自色の数ダメージ軽減倍率実質の体力倍率実質の回復倍率
00%31
13%3.0931.031
26%3.1911.064
39%3.2971.099
412%3.4091.136
515%3.5291.176
618%3.6591.220
721%3.7971.266
824%3.9471.316

スキル(☆6)

ノーマルスキル★★★★★

〇条件
  • 40個消しで発動
  • 自属性のみ対象
  • 自属性を含む攻撃で発動
〇効果
  • 2ターン3.5倍
☆7に比べて倍率は低いものの、条件付きエンハンスというだけで、
替えがききにくい強力なスキルです。

ただしターン数の長さがメリットにできない場合、蒸気都市の初代シリーズの☆7はもちろん、ポップなアミティ、シズナギ、リャタフー、ローザッテといった既存の同系統カードにも瞬間的な倍率が劣ってしまいます。

あまり話題になっていませんが紫属性は今まで条件付きエンハンスのカードがなかったためにこれが初登場となります。
☆7条件が厳しすぎるので☆6でも十分だと思います。

フルパワースキル★★★★☆

〇条件
  • 55個消しで発動
  • 自属性のみ対象
  • 自属性を含む攻撃で発動
〇効果
  • 2ターン4.5倍
こちらは☆7の時と同じ理由でやや評価低めとしました。
もちろん欠点はスキル発動数のみのため、もし光っちゃったら遠慮なく使いましょう。

コメント

ワイルドさん(50)すらも使えず、同じカードを6枚集めることでしか☆7にできないはじめてのカードです。

蒸気都市の魔導学校シリーズも、同じ系統であるため、「蒸気都市」としてシリーズ化するのかもしれません。

インフレ?

Twitterなどではインフレが騒がれていますが、スキルが条件付きエンハンスとしては極端な倍率ではないため、本シリーズの登場でも極端なインフレというわけでもありません。

マジカルウォールシリーズに匹敵するほどの耐久カードが増えたこと、紫に条件付きエンハンスが追加されたこと、新しいスキルの仕様(フルパワースキル)が追加されたこと、これぐらいの変化です。

もちろんフェス☆7に匹敵する強力なカードが一気に5枚という形ではあるため、スペック以上にギルイベで本シリーズを見かけることは多くなりそうですが。


紫初の条件付きエンハンス

紫に条件付きエンハンスが追加された最初のカードです。

ただその後、よりスキルの倍率が高いまばゆいヤナが登場してしまったため、蒸気都市シリーズは全体として紫では存在感が薄めです。

赤と青も使いやすくなった


紫ほどではないですが、赤と青も条件付きエンハンスの発動条件がやや厳しかったために本シリーズで強化されました。

ポップなアミティ、シズナギともに強力な部分もあるため、相互互換という形になりそうです。

赤は回復が欲しい場面ではポップなアミティ、スライドデッキなどに組み込んで火力を優先したい場合は蒸気都市のルルー、という使い分けが出来そうです。
あとは大連鎖チャンスが苦手という人にもオススメです。

青は分離消しを狙う場合や素早くスキルを貯めたい場合はシズナギ、戦乙女ダークアルルを中心としたスキル砲を使いたい場合は蒸気都市のアルルという使い分けですね。

また攻撃タイプのみ強化する、龍人の演武エイシュウも強力なライバルとなります。


今回はこのあたりで終わります。
最後までお読みいただきありがとうございました。

また新しく情報が分かれば追記していこうと思います。




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